夜市 恒川光太郎 / 2005年 / 小説 ハッピー度 30/100 あらすじ(結末の手前まで)大学生のいずみは、高校の同級生の裕司に誘われ、岬の森で開かれる、妖怪たちが商う異世界の市に足を踏み入れる。裕司は、幼いころこの市で弟を売って野球の才能を得た過去を明かし、弟を買い戻しに来たと話す。結末のネタバレ 何でも買える異界の市「夜市」で、幼い裕司はかつて自分の弟を売り渡し野球の才能を得てしまっていた。大人になった裕司は弟を買い戻すため再び夜市に入り込み、最後に弟を取り戻す代償として自らがこの異界に取り込まれてしまう。望みは果たされながらも喪失と切なさが残る、幻想的で哀しい結末を迎える。併録「風の古道」も同様に切ない幻想譚で閉じる。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む