共喰い 田中慎弥 / 2012年 / 小説 ハッピー度 23/100 あらすじ(結末の手前まで)昭和の終わり、川沿いの町で暮らす十七歳の遠馬は、父の円とその同居相手の琴子を身近に見ている。恋人の千種と会い、離れて住む母の店を訪ねる日々の中、父が女性に振るう暴力への嫌悪を抱えている。結末のネタバレ 妊娠した琴子が円のもとを去ると、円は怒りを募らせ、息子の恋人である千種を神社で襲う。それを知った遠馬は、父を殺そうとするが、母の仁子に止められる。仁子は遠馬に代わって円を殺し、その後逮捕される。遠馬は父を自分の手で殺すことは免れるものの、千種が受けた被害と母を失う事態が残る。自身にも現れていた父と同じ暴力性が解決したとは示されない。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む