水滴 目取真俊 / 1997年 / 小説 ハッピー度 43/100 あらすじ(結末の手前まで)沖縄で妻と農業を営む徳正は、突然右足が大きく腫れ、親指の先から水が滴る奇病に襲われる。意識はあるのに話すことも動くこともできず、妻の介護を受ける暮らしの中で、夜ごと兵隊たちが枕元に現れ始める。結末のネタバレ 徳正は足の水を飲みに来る兵士たちの中に、沖縄戦で置き去りにした石嶺を見つける。自分が水を飲み尽くして逃げた記憶を思い出し、石嶺に謝ると、やがて足の腫れが治まる。水を売っていた清裕は効き目が失われた後、客たちの報復を受ける。徳正は戦友を弔い忘れまいと決意しながら、再び酒で記憶を曖昧にしようともする。最後には小さな花や青空を見て涙を流す。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む