ゲームの王国 小川哲 / 2017年 / 小説 ハッピー度 32/100 あらすじ(結末の手前まで)一九七〇年代のカンボジアで、僧侶の息子ムイタックは、ポル・ポトの隠し子と噂される少女ソリヤと出会う。ゲームに長けた二人は、内戦と革命運動が人々の暮らしを変えていくなか、それぞれの知恵を頼りに生きようとする。結末のネタバレ 政治家となったソリヤは国をゲームの規則で動かす構想を掲げ、ムイタックは彼女に対抗するため脳波を用いるゲームを開発する。長年互いを意識してきた二人は、そのゲームの空間で再び向き合う。最終的にソリヤとムイタックは同じ日に命を落とす。二人の勝負は明確な勝者を決めずに終わり、最後には政治や復讐の大義を離れて、互いに勝負すること自体へ意識を向ける。現実で二人が共に生きる未来は実現しない。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む