i 西加奈子 / 2016年 / 小説 ハッピー度 74/100 あらすじ(結末の手前まで)シリアで生まれ、アメリカ人の父と日本人の母の養子になったアイは、恵まれた環境で育つ。高校の数学の授業で、教師が虚数について「この世界にアイは存在しません」と言ったのを聞き、自分の存在を考え始める。結末のネタバレ シリアで生まれ、アメリカ人の父と日本人の母の養子として恵まれた環境で育ったアイは、『この世界にアイ(虚数iと愛の掛詞)は存在しない』という教師の言葉を抱え、自分だけが救われた罪悪感から世界中の災害の死者数を書き留め続ける。震災や友人ミナとの関係、流産といった経験を経て、アイは存在しないはずの自分の存在と他者の選択を受け止めていく。最後はミナの決断を尊重し、新たなつながりが始まる肯定的な着地で終わる。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む