入江のほとり 正宗白鳥 / 1915年 / 小説 ハッピー度 31/100 あらすじ(結末の手前まで)瀬戸内海に面した旧家に、東京から兄の栄一が帰省する。家には、独学で英語を学ぶ変わり者の三男・辰男と、妹の勝代がいて、兄弟姉妹の間には、どこか冷えた空気が流れている。結末のネタバレ 瀬戸内海の旧家に集う兄弟姉妹を冷徹に描く自然主義小説。独学で英語に没頭する変わり者の三男・辰男は、帰省した兄・栄一に努力を否定され、妹・勝代との些細なやり取りにも刺々しさが滲む。栄一は翌朝、何の和解もないまま村を去り、汽車の中で弟妹への憎みも愛も薄れていく。辰男は数日テーブルに頬杖をつき、妹の頁をめくる音を聞きながら夜を過ごす。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む