プラスティック 井上夢人 / 1994年 / 小説 ハッピー度 29/100 あらすじ(結末の手前まで)五十四個の文書ファイルを収めた一枚のフロッピーディスクがある。最初の文書は、出張中の夫を待つ主婦・向井洵子の日記だった。彼女が書き留めた近隣の奇妙な出来事を入り口に、別々の記録を読み進める。結末のネタバレ 日記や調査記録を書いていた別々の人物は、初美の中に生まれた複数の人格だった。初美は向井夫妻を殺し、その住居を使っており、住人や部屋をめぐる食い違いもこの事情から生じていた。入院した彼女の人格たちは、自分たちの来歴と殺人の事実を知る。最後には元の人格に統合することに同意し、彼女に事情を伝えるための記録をフロッピーディスクに残す。殺された夫妻は戻らず、記録が読み手に託される。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む