ぼくは勉強ができない 山田詠美 / 1993年 / 小説 ハッピー度 72/100 あらすじ(結末の手前まで)高校二年生の時田秀美は、勉強はできないが、サッカー部で活躍し、女の子にもよくもてる。年上の恋人がいて、母や祖父と暮らす秀美は、周りの大人たちの建前に、素直になじめずにいる。結末のネタバレ 勉強はできないが自分の価値観で生きる高校生・時田秀美を主人公とする連作短編集で、年上の恋人や祖父・母との関わりを通じて秀美が大人の建前を見抜いていく。終盤の「時差ぼけ回復」では同級生・片山の自殺を受けとめきれずにいた秀美が、風邪明けの朝に学校とは反対方向の電車に乗り込み、春めいた車内で片山を思って涙を流す。読者は秀美が痛みを抱えながらも自分なりの生き方を貫いていく姿を見届けて終わる。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む