熊の敷石 堀江敏幸 / 2001年 / 小説 ハッピー度 62/100 あらすじ(結末の手前まで)フランスを訪れた日本人の語り手は、ノルマンディーに住む写真家の友人ヤンと再会する。土地を歩き、景色や写真を眺めながら語り合ううち、二人の間には家族の来歴や歴史をめぐる話題が浮かび上がる。結末のネタバレ ヤンがアイルランドへ発った後、語り手は彼の家に残り、敷石という言葉からラ・フォンテーヌの寓話を読み直す。熊が友人の顔の蠅を払おうとして石で友人を殺す話を通じ、自分も善意のつもりでヤンに過去の傷を語らせたのではないかと思う。駅へ送ってくれる家主のカトリーヌに昼食を振る舞われ、最後には歯痛をこらえながら甘いタルトを口にする。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む