血の轍 押見修造 / 2017-2023年 / 少年漫画 ハッピー度 40/100 あらすじ(結末の手前まで)中学生の長部静一は、優しく見える母・静子に、いつも過保護に守られて育ってきた。その愛情にどこか息苦しさを覚えながらも、静一は母に逆らえないまま、日々を過ごしている。結末のネタバレ 過干渉な母・静子に支配されて育った長部静一は、母の歪んだ愛によって内面を蝕まれ、生きる力を奪われていく。長い年月を経て廃人同然となった静子を静一が一人で看取り、母は衰弱して息を引き取る。母の深層と心を通わせた静一は「元気で」と別れを告げ、やがて本を読み始めて死の想いを手放す。季節の巡りを実感しながら自分自身の人生を歩み出す静一の姿で、支配と再生の物語は静かに閉じる。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む