黄落 佐江衆一 / 1995年 / 小説 ハッピー度 32/100 あらすじ(結末の手前まで)還暦を間近にした夫婦に、九十二歳の父と八十七歳の母を介護する生活が始まる。自分たちも老いを迎えつつあるなか、夫婦は両親の暮らしを支えようとするが、日々の世話は心身の負担を増していく。結末のネタバレ 母の介護に疲れた夫は妻へ離婚を申し出るが、それによって夫婦の隔たりはさらに大きくなる。認知症を発症した母は、父に激しい攻撃性を向け、やがて食事を断って死ぬ。母を見送ったあとにも高齢の父は生きており、夫婦にはその介護が残される。母の死によって親を支える生活が終わるわけではなく、夫婦は疲労や互いの不満を抱えたまま、残った父の世話を続けていく。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む