地下室の手記 フョードル・ドストエフスキー / 1864年 / 小説 ハッピー度 10/100 あらすじ(結末の手前まで)四十歳の元小役人の男は、ペテルブルクの薄暗い部屋に閉じこもり、世間への憎しみと、病的な自意識を、手記に書きつける。話は、彼の二十四歳のころの出来事へとさかのぼる。結末のネタバレ 自意識過剰で歪んだ「地下室の男」は、娼婦リーザに人生の救いを説教して心を開かせるが、いざ彼女が同情と愛を寄せて訪ねてくると、その純粋さに耐えられず侮辱し、関係を持ったあと手に金を握らせて娼婦として辱め追い払う。我に返って外へ駆け出すも、ぼた雪の降りしきる中にリーザの姿はもうない。男は自分を救いうる唯一の愛を自ら踏みにじり、孤独な地下室に閉じこもったまま手記を書き続ける。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む