五重塔 幸田露伴 / 1891-1892年 / 小説 ハッピー度 78/100 あらすじ(結末の手前まで)江戸の谷中の感応寺に、五重塔を建てる話が持ち上がる。腕はいいが世渡りの下手な大工の十兵衛は、周囲から「のっそり」と呼ばれてばかにされながらも、どうしても自分の手でその塔を建てたいと願い出る。結末のネタバレ 愚直な大工「のっそり」十兵衛は恩人である棟梁・源太の仕事を奪う形で五重塔の建立を引き受け、見事に塔を完成させる。落成前夜に江戸を襲った大暴風雨のなか十兵衛は塔上で嵐と対峙し、塔は一寸の歪みもなく持ちこたえる。上人は塔に「江都の住人十兵衛之を造り、川越源太郎之を成す」と銘を刻み、対立した二人の職人の功を共にたたえて終わる。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む