ぼっけえ、きょうてえ 岩井志麻子 / 1999年 / 小説 ハッピー度 10/100 あらすじ(結末の手前まで)明治期の岡山の遊郭で、醜い女郎が、客の男に枕元で自分の身の上を語り始める。貧しい村に生まれた女が、どんな家で育ち、どうして遊郭に来たのかが、少しずつ明かされていく。結末のネタバレ 明治の岡山、遊郭の醜い女郎が客に身の上を語る。間引き専業の産婆を母に持ち、赤子殺しを手伝って育った血と汚辱の半生の果てに、父に犯された娘が父を待ち伏せて殴り殺した過去が明かされる。さらに語りの女郎の頭からもう一本の手が伸び、双子の姉が彼女の頭の中に入り込んで一体化しているという戦慄のオチで閉じる。救いのない人間の狂気と惨さを描く純然たる暗黒ホラー。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む